山﨑病院70周年記念公開シンポジウム

 たくさんのご参加ありがとうございました!!

講師の紹介村井淳志 (むらいあつし)先生 履歴
昭和29年
36年
43年
56年
58年
京都大学医学部卒業第三内科(循環器内科)入局  心臓病、動脈硬化、高血圧など研修
京都大学医学部付属病院栄養治療室助手  栄養学、糖尿病など研究
京都大学医学部老年科創設に伴い講師  老年病の基礎と臨床の研究を開始
京都大学医学部助教授   脳卒中、神経病、消化器病の研究
京都市内の老人病院の非常勤医師兼任  老人病院の実態をつぶさに経験
平成2年 「京都老人のターミナルケア研究会」を創設   年2回の研究会を現在まで続ける
琵琶湖長寿科学シンポジウム(毎年秋に3日間続く滋賀県主催のシンポ、平成19年まで開催、  記録は総合ケア誌の別冊として医歯薬出版社より発売)の実行委員を務める
3年 高知愛和病院(慢性療養型病院)院長就任
高知医科大学(現高知大学医学部)老年病科非常勤講師として講義、実習担当
医療・ケア・リハビリのレベルの向上、院内研究会作り、職員の研究会参加を推奨、リハビリを活用して「寝たきり老人」の寝たきり起し、認知症患者のオープンで快適なケアの実現、高知県下で最初のデイケアを開設、食べ難くなった高齢者に食べさせる工夫と努力 チューブ人間を作らない医療・ケア・リハビリ・栄養
9年 毎日新聞は全国版の1面トップの記事で「高知愛和病院は栄養チューブを用いず20人を消極的安楽死させた」と事実無根の報道(肺炎や心臓病などで死亡された患者が栄養チューブを入れておれば死なずにすんだなどと報道)でわれわれの取り組みを攻撃、これに対して強く抗議して事実無根の報道であることを認めさせた、その後毎日新聞はこの種の報道を取りやめた
10年 呆け老人をかかえる家族の会(現認知症の人と家族の会)第14回全国研究集会(於高知)の基調講演「認知症末期に食べられなくなった老人に努力と工夫で食べてもらうなど最期まで人間らしい生活を援助する取り組み」を行う ケアマネージャー試験合格
13年 院長辞職、高知大学医学部非常勤講師辞職 県内2老人保健施設の非常勤医師
17年 京都市に帰り京都南病院の非常勤医師として外来診療
京都市介護認定委員会の委員を務める
25年 現在にいたる

著書 : 「重度痴呆性老人のケア-終末期をどう支えるか」 医学書院

出野平恵 (いでの ひらえ)先生 プロフィール
京都大学医学部付属高等看護学校・京都府立保健師専門学校を卒業後、昭和42年度より今日まで子育て期間を除き、今日までの約30余年、地域や医療機関において、乳幼児・高齢・障がい分野の支援業務に携わっている。現在は主に、所属法人はもとより、京都府下の介護・福祉サービスの事業所や施設等に対して、新しい認知症ケアの推進・普及に務めている。
現職 洛和会ヘルスケアシステム 介護支援部 介護事業部
特定非営利活動法人 京都府認知症グループホーム協議会 理事長
京都府介護・福祉第三者評価支援機構 理事
花園大学(社会福祉学部 社会福祉学科) 非常勤講師
京都府介護・福祉サービス第三者評価調査員及び審査委員
京都市介護認定審査委員  等
資格 保健師 看護師 一級養護教諭  社会福祉士  介護支援専門員
著書: 「痴呆高齢者の残存機能を引き出すケア」 日綜研
「痴呆高齢者ケア計画作成事例集」  日綜研
「認知症ケアにおける基礎疾患と薬」  中央法規  等